ノーベル賞受賞者のレクチャーに初参加
2005年08月23日
以前のエントリーにも書きましたが、現在僕はGraduate Teacher ProgramというところからLead Teaching Assistantという仕事をいただいています。この仕事を通じて、同じ学部のTA(Teaching Assistant)達と、様々な授業に出たり、ビデオカメラを使い自分達の授業を撮影し、よりよいTAになるために一緒になって勉強し、改善策を練って行くといったことをやっています。
その中で、大学院の授業とは別に、ティーチングというものに特化した様々な授業に出席しているのですが、先週の水曜日にノーベル賞受賞者であるCarl Weiman教授のワークショップに参加する機会をいただくことができました。Carl Weiman教授は物理学の研究者で、コロラド大学では1984年から教鞭を取っており、2004年にはU.S. Professor of The Yearという、全米で最も優秀な教授に与えられる賞も受賞している偉大な方です。しかもまだまだ若い!
ノーベル賞というと、本当に雲の上のまた上のような話で、受賞者にお会いできる機会が僕の人生であるなんてことは考えられないことだったので、本当に感動的な時間を過ごしました。今回のレクチャーは「Education in the 21st Century: Using the Tools of Science to Teach Science (and a Lot of Other Subjects)」というタイトルでした。教室の中で生徒が席に座り、教授の講義のノートを取り、テストのために一生懸命勉強するという伝統的なスタイルを、今後どうやって改善していくことができるかということがメインの内容でした。Weiman教授は実際に自分の物理のクラスについての例を出しながら、様々な新しいアイデアの実践方法について話してくださり、非常に刺激的な時間を過ごすことができました。
最後に質疑応答の時間があり、様々な質問に対応していたのですが、本当に謙虚なんですね。ノーベル賞の受賞者だからといって偉そうなところが全くなく、どんな質問にも非常に丁寧に答えていました。まあ人間として当たり前といえば当たり前のことなんですが、僕にとってはノーベル賞受賞者というのは未知の世界にいる人だったので、Weiman教授の一挙手一投足、全てを注意深く眺めてしまいました…。
このレクチャーの前にSilver&Gold Awardsの授賞式がありました。このアワードはティーチングでコロラド大学に貢献した人達に送られる賞で、Gold AwardにはWeiman教授を始め、何人かの教授が選ばれていました。そしてなんと僕たちLead TAはSilver Awardをいただくことができたのです。受賞の際にはLead TAをやっている大学院生全てがステージの上に呼ばれて、小さなキーホルダーをいただきました。Awardなんて、本当に何年ぶりにもらっただろう…。Lead TAになれば誰でももらえるのですが、なんだかとても嬉しかったです。
| 20:15 | コロラド州ボルダー編 | Comments (0) | Edit Entry |

