The Namesake
2007年06月05日
この映画は、インドからアメリカに移民してきた家族の話です。インドからニューヨークに渡り、徐々に生活を築いていき、子供達を産み育てていくという一連の流れを全て追って行くというストーリになっています。移民としてはじめてアメリカに来た夫婦の戸惑いと孤独(特に奥さん)、アメリカで生まれ育った子供達の葛藤などが時間軸にそって描かれています。
まずはメインのインド人の夫婦ですが、二人がアメリカで経験する様々な戸惑いや、それに伴った行動など、共感することが多かった気がします。また、子供達はアメリカ生まれで、アメリカ文化の中で育てられます。もちろん子供達は英語がネイティブで、考え方はアメリカ的です。しかし両親がインド人ということで、アメリカとインドという二つの文化の違いにいろいろと戸惑い、葛藤します。移民の第一世代と第二世代のギャップ、そしてそれらにどうやって対処して、家族としての絆をたもっていくかというのは、非常に興味深いものでした。全体として非常に淡々としたストーリーですが、様々なシーンで考えさせられることが多い映画でした。
この映画を通じて、アメリカにおける様々な人種のコミュニティーの強さを感じたし(日本人のコミュニティーはまた別なんでしょうが…)、そういった異文化がなんとか共存しているアメリカという国の面白さや難しさといったものも考えさせられました。いずれにしても、登場人物の一人一人が、アメリカという国で、様々なことを感じ、少しずつ自立していく姿というのには勇気づけられる部分も多かった気がします。特に、お父さん役の人は愛嬌があって僕は非常に好感が持てました。彼の言葉はいちいち含蓄があるんですよね…。他の役者さん達も素敵だったし、音楽も良かったですね。また機会があったらもう一度観てみたいと思っています。
そうそう、この映画を観たあと、タージマハールに行ってみたいなと思いました。
僕の評価:![]()
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