Randy Pausch教授の「Last Lecture」

2008年07月27日

先日CNNで、カーネギーメロン大学の教授であるRandy Pausch氏が亡くなったというニュースが大々的に報道されていました。僕は彼のことを全く知らなかったのですが、CNNで彼の「Last Lecture」というのが有名だったという話を聞き、Youtubeで調べてみました。そして、彼の強さ、愛情のこもったメッセージに心打たれました。

彼は膵臓ガンの告知を受け、余命数ヶ月と知らされた後に、このレクチャーを行っています。まずは最初に、腕立て伏せを見せて、自分がいかに快活であるかを見せて、彼の状況に同情しようとする観客を驚かせます。そして、その後、彼が子供の頃に描いていた夢とともにいかに人生を歩んできたか、または人生に活かしてきたかを語ります。

このレクチャーを通じて、そのわずかな余命を精一杯に生きようとする、彼の前向きな態度に本当に驚かされました。彼を客席から見守る奥さんの姿にも胸を打たれました。人間というのは死というものを目前にして、こんなに前向きになれるものなのか、「生」に集中できるのかと。「死」というものへの恐怖をまったく感じさせない、彼の姿に多くの勇気をもらったと同時に、いずれだれにでもおとずれる「死」というものを意識しつつ、自分の「生」を輝かせていけたらいいなと思いました。

いくつか心に残った言葉です(前後の英文も含め意訳してあります)。

Focus on others, not yourself
自分にフォーカスせず、他人にフォーカスせよ。

Brick walls let us show our dedication
壁があるのは、われわれの夢が本物かどうか知るためのチャンスを与えてくれているのだ

Wait long enough, give them a little more time.
他の人に腹が立つことがあっても、辛抱強く待つことだ。

最後に彼は、このレクチャーは、「夢をどうやって叶えるか」のためではなく「夢とともにどうやって人生を進めて行くか」であること、そして、このレクチャーは彼の子どもたちへ送るものだと言ってレクチャーを締めくります。その時は、本当に胸がいっぱいになりました。

もう一つ、カーネギーメロンでの彼の卒業式でのスピーチの動画もここに残しておきます。人生をよりよく生きるためには、Passionを見つけなければならない。そしてPassionはどんな仕事をしていようとも、何をしていようとも、周りの人との関係性の中から培われて行く。その中で、周りの人から認められていきながら、本当のPassionやTrue Loveが姿を現す。彼の短いスピーチの中から、そんなメッセージを僕は受け取りました。

Randy Pausch教授のご冥福を心よりお祈り申し上げます。



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