The Wrestler
2009年01月31日
ミッキーローク主演の「The Wrestler」を観てきました。ミッキーロークといえば、日本ではボクシングの試合で来日し、ネコパンチで相手を1ラウンドKOしたタフガイとして有名ですが、今回は年老いたプロレスラーを演じています。50歳過ぎてるらしいんですが、よく体とか作ってありますね。レスリングのシーンとかも本格的で、驚きました。
主役はそんなミッキー演じる非常に孤独なレスラー、ランディー。肉体的にもうとっくの昔に限界が過ぎているのに、他の仕事で生きるすべもなく、少ないファイトマネーのために肉体と精神を酷使して生活しています。でも、そんな彼にも仕事を続けていくかどうかの転機が訪れます。
そして、その機会に、彼なりに人生をやり直すためにいろいろトライするんですね。家族の絆を復活させようとしたり、意中の女性にアプローチしてみたり…。でも、どれもなかなかうまくいかない。必死になって前進しようとするも、人生がなかなか前に進まない。ランディーは純粋で愛嬌のあるがナイスガイなだけに、非常に心が苦しくなりました。逆境に負けず、ポジティブにいろいろと行動するも結果がなかなかついてこない。何かを変えるのってやっぱり時間がかかるし辛抱が必要。そういう時期ってほんと辛いし、歯がゆいですよね。
結局、紆余曲折の中でも、彼を支えるのは、やっぱりプロレスの仕事なわけですが、それもまた切ない。観客は彼に熱狂するわけですが、彼はプライベートでは一人ぼっち。ラストシーンは、どうしようもなく孤独で、やるせない気持ちになりました。一人で生き抜くってやっぱ難しいよなと…。仕事もプライベートも両方大切だよなと…。なんか自分の今の状況にモロに重なってきた感じがします。ニュージャージーの寂れた感じがさらなる哀愁をかきたてます。はたして、ランディーがこれからどうやって生きて行くのか、続きが観たい気になりました。
いろいろと救いがない感じでしたが、音楽がなんだか唯一の救いって感じでした。80年代のロックンロール満載。90年代ではなく、ランディーが大スターとして活躍した80年代にこだわっての選曲。ランディーの入場曲にはガンズの「Sweet Child O' Mine」が流れて、盛り上がります。あと、むちゃくちゃお互いの体をいたわりあうレスラー達の姿が微笑ましかったです。そうそう、マリサ・トメイも一生懸命生きてる女性を演じてて奇麗でした。
この作品、アカデミー賞の候補にもなってるみたいですね。はたしてどの作品がオスカーを手にするのでしょうか。早く「MILK」も観なきゃ…。
僕の評価:(A-)
| 映画 | Edit Entry |
かつてのセックスシンボルのリアルライフが
彼をより深い俳優にしたてたんすかね。
マイケル・マドセンと微妙にかぶるときがない?
いや、この映画はサムと見たいと思ったね。今も思ってるよ。これは、ちょっとDVDでも買って一緒に見なきゃいかんね。もちろんサムの奥さんも一緒に。
実はこの映画で最初ミッキーローク見た時、彼だって気がつかなかったんだよね。彼とわかって、猫パンチを思い出し、ちょっとがっかりしたけど、映画観て、やっぱよかったなって思った感じ。あはは。
Posted by: shinya at 2009年03月17日 15:03