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いい奴らだなと思う

2008 12月 9
by shinya

今日でとりあえず授業形式のクラスは全て終わりました。明日、スピーキングの試験があって、その後で、期末試験があって終わり。僕の場合は、日本語教えててあっという間に時間が過ぎたってことはないんですよね。本当に長い一学期が終わったって感じです。9月からたった三ヶ月しかたってないのが嘘みたい。時が経つのが異様に遅い(これには絶対にわけがあるはずだけど、それは後日考えよう…)。いいんだか悪いんだか。
それはそうと、最後の授業でした。まだ試験の採点とか、ミーティングとかもあるから、全然最後感がなかったりします。授業の最後に「先生、実は今日が最後の授業なんですよ」とか言われて、ああ、そうだったかと気づいたりします。


今日もそういった感じで、全然最後の授業だってことを忘れて教えてたら、最後に、「今日は最後の授業だから、鈴木先生に拍手」とか言って、みんなが拍手してくれました。他のクラスでは「一緒に写真を撮りましょう」ってなことになり、みんなでクラス写真をパチリ。
こういうことを人に話すと、やっぱり日本語講師っていい仕事ですね〜なんて言われたりするんだけど、実は僕はそんなに感動とかしないんですよね。学生たちには申し訳ないことなのかもしれないけど。拍手とかされても、素直に喜べない。
そんな時に思うのは、嬉しいとかそういうことではなく、ああ、「みんないい奴らだな」ということ。学生とか、先生とか、そういう部分を超えて、人として、一つのことをやり遂げたというなんか一体感みたいのを感じるんですよね。内容はどうあれ、ともかく貴重な人生の一時を、どういうわけか一緒に過ごしたわけですからね。でも、嬉しいとはちょっと違う。
というのも、その後で、ああ、僕もみんなと一緒に学びたかったよと、意味不明な感覚をもったりするんです。学生たちが切磋琢磨しながら一緒に勉強していることに羨ましさを感じるというかなんというか。だから逆に「先生」という立場の僕に、拍手を送られると、なんだか「ああ、やっぱ僕は先生なんだよな」とちょっとした距離感をリアルに感じて、微妙に寂しくなるのかもしれません。授業をコントロールしていくために、そして学習効果を高めるために、僕は学生と先生との間にはやっぱり一定のラインが引かれるべきだと思っているし、それは仕方がないことなのですが。まだまだ講師として未熟だからこういうことを思うのか、それともこれからもずっとこういう風に思うのか。それはまだ僕にはわかりません。
いずれにしても、学期末まであと二週間を切ったので、また現実に目を向けます。最後までなんとか無事に終われればいいなと思います。

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