「初級日本語げんき」/ジャパンタイムズ
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GENKI: An Integrated Course in Elementary Japanese [ Textbook I ] 初級日本語げんきI 坂野 永理/大野 裕/坂根 庸子/品川 恭子 ジャパンタイムズ 1999-06-01 |
「ようこそ」「なかま」そして「げんき」の三冊がアメリカの大学で最も使われている教科書だと思うのですが、いろいろ使ってみて一番使いやすかったのはこの「げんき」です。日本語を教えた経験がない人でも楽に使えるし、アクティビティーも充実、そして何より絵がいいですよね。全編を通じての統一感、使いやすさ、デザインなど、一つのブランドが確立されている感じです。
教科書内の会話文などは物語仕立てになっているのも楽しい要素の一つです。主人公はアメリカからの留学生メアリーと日本人の大学生であるたけし。友情あり、ケンカあり、恋愛ありの内容で、チャプターが進むごとに二人の物語も進展していきます。そして最後には感動?のクライマックスが…。アメリカの学生もすごく愛着を持って使っている印象を持ちました。Facebookなどでも「げんき」のファンコミュニティーなどもあるくらいです。
文法の説明が少ないということがよく言われますが、僕はそれを他の文法書で補いました。他にも若干古い単語などが含まれているので全く問題がないわけではないと思います。でも、問題を挙げていたらきりがないですからね。
最終的には僕は「げんき」の中にあるアクティビティーはほとんど使わず、自分のオリジナル教材を作ってました。でも教材作るのにも、「げんき」のアクティビティーはとても参考になりました。ストレスなく練習ができるっていうのは、やっぱり一番重要じゃないかなって思います。あと、やっぱり愛着感ですよね。持ってて嬉しい教科書。そんな感じです。
著書の一人である品川先生にもお会いしたことがあるのですが、「げんき」は品川先生と同僚の方達が実際の教室活動で使われていたアクティビティーを試行錯誤の中、洗練させていった結果生まれたそうです。「げんき」が実用的で使いやすいのは、やはり現場でのリアルな学生とのインタラクションから生まれたということが大きな要因なのではないかと思います。
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とりあえず、「ようこそ」は最悪だよね。
ハワイではSituational Functional Japaneseを使っていて、当時は「微妙」って思ってたけど、「ようこそ」と比べると全然良い教科書だったなぁと今思う。